「いくら貯金してる?」という質問の違和感

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ちわっす豊作なすびっす。

 

サラリーマンになるとたびたび聞かれる質問がありますよね。「いくら貯金してる?」という質問です。みなさんも1度は誰かから聞かれたことがありますよね?

 

実は、私はこの質問にものすご〜く違和感を覚えるんですよ。

 

こういう質問をする人の心理はとてもよく分かります。「将来お金がどのくらいあればいいのか分からないから不安。だけど私以外の誰か以上に貯金があればとりあえず安心できるから、比較対象としてあなたの貯金額が知りたい」といったところでしょうか。

 

持っているお金のうち「預貯金・現金」が一番多い日本らしい心理です。

(各国の資産運用割合については、下の記事を参照してください。)

hosakunasubi.hatenadiary.jp

 

一方、アメリカでは貯金を持ちません。平均して50万円〜100万円しか持たないそうです。日本の平均貯蓄額が1,000万円ちょっとなので、10分の1くらいしかありません。

 

えっ、それで大丈夫かアメリカ人?将来のために貯金しろよ…

 

と思うかもしれません。

 

いや、大丈夫なんです。むしろ彼ら・彼女らは将来のために準備をしています。貯金以外の方法で。

 

アメリカでは余分なお金は投資に回す文化が浸透しています。もし何かあったとしても50万円〜100万円あれば実際何とかなるので、貯金をしているのはそれくらいなのです。それ以上お金がかかる場合は、なにかしら保険をかけていることがほとんど。そして、余分なお金を株式や債券に投資して、勤労所得以外の不労所得を得ています。

 

もちろん全員が全員余分なお金を投資に回しているかと言われればそんなことはないです。しかし、文化として投資が積極的に行われるところがあります。ですので、「いくら貯金してる?」と聞いても50万円〜100万円という少ない額しか返事が返ってきません。「いくら資産持ってる?」と聞いて初めて将来に備えているかどうかが分かります。

 

最初の私が感じた違和感の話に戻すと、「いくら貯金してる?」と聞くのはとても日本らしいですよね。アメリカと対比してみたら、日本らしさが際立つと思います。私なら「いくら資産持ってる?」と聞きますね。ここに違和感の正体がありました。

 

そうなんです。資産のうち銀行に預けているものを「貯金」と言うのに、日本では「資産=貯金」として考えられているのです。私の違和感の正体はそこにありました。

 

子供には「資産≠貯金」と考えるように育っていって欲しいなと思った今日この頃でした。