【1分で読めるお金講座】vol.43 住宅ローンの繰上げ返済と運用、どちらを優先するべきか?
ファイナンシャル・カウンセリング・ルームを運営しているFPとさかです。
いわゆる人生の3大費用と呼ばれる「子供の教育費」「住宅ローンの返済」「老後の生活費」に不安を感じている方向けに、"1分で読めるお金講座"というお役立ちマネー情報を提供いたします。
本日は、「住宅ローンの繰上げ返済と運用、どちらを優先するべきか?」というテーマです。
住宅ローンの返済中に、まとまった資金を得た場合、それを住宅ローンの繰り上げ返済に使うべきか、それとも運用するべきかで迷う方は多いと思います。
基本的には、住宅ローンの金利を上回る利回りを運用で得られる見込みがあるなら、運用に回すのがよいでしょう。
ただし、見込めない場合は、繰り上げ返済をした方が無難です。
繰り上げ返済をすることでローンの残債が少なくなれば、定年後のライフプランにも余裕ができるはずです。
また、自身のリスク許容度が低い方も、運用より繰り上げ返済をした方がいいでしょう。
※自身のリスク許容度を知りたい方は、vol.39 自身が許容できるリスクを見極める統計的考え方を参考にしてください
借金が嫌いで、住宅ローンや残債を抱えていること自体がストレスになる方も繰り上げ返済をおすすめします。
まとめ
基本的には、住宅ローンの金利を上回る利回りを運用で得られる見込みがあるなら、運用に回すのがよいでしょう。
ただし、以下の場合は、繰り上げ返済をおすすめします。
・住宅ローンの金利を上回る利回りを運用で得られる見込みがない
・自身のリスク許容度が低い
・借金が嫌いで、住宅ローンや残債を抱えていること自体がストレスになる
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積立投資は"決して無理をしない"ことが鉄則です。
リスクを許容できるかどうかの指標として、"夜ぐっすり眠れるか"が1つの参考指標になります。