FP投資家リーマンとさかの稼ぎ方改革

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お金の価値が下がるってホント!? 床屋さんと銭湯の価格をもとに考えてみた

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金でただ1つ手に入らないものがあるとしたら、それは男のダンディズムなんじゃないか

アントニオ猪木

男の中の男"アントニオ猪木"によると、男のダンディズム以外はお金で手に入るそうです。(そんなわけあるかっ笑)

それは冗談として、お金があればさまざまなものを手に入れることができますよね。生きていく上で不可欠なもの、それがお金です。

そんなお金の価値は、今この瞬間にも下がり続けています。同じ1万円でも、1年後の1万円の方が価値が低くなっているのです。

本当なのかどうかを確かめるべく、床屋と銭湯の過去の価格と現在の価格を比べてみました。

 

床屋さんのカット代の変化

1950年代の床屋さんのカット代:1回95円

→2017年の床屋さんのカット代:1回1,000円

 

なんと65年が経過して、床屋さんのカット代は10倍になりました。

床屋さんのカットが提供している価値は今も昔も同じで、お客さんの髪を好みの形にカットして、ととのえてあげることです。

髪がととのうことで、すがすがしい気持ちになったり、気持ちを新たにがんばろうと思う人もいます。そういった価値を昔も今も提供してきました。

 

銭湯代の変化

1950年代の銭湯代:1回10円

→2017年の銭湯代:1回500円

 

なんと65年が経過して、銭湯代は50倍になりました。

銭湯も提供している価値は今も昔も同じで、湯船につかりリラックスした一時をすごしてもらうことです。

快適でぜいたくな時間を満喫することができます。そういった価値を昔も今も提供してきました。

 

物価が上がれば、お金の価値は下がる

同じ価値を提供してきたサービスでも、65年前とくらべて10倍〜50倍の値段に跳ね上がったことがわかります。

つまり、65年前とくらべてお金の価値が1/50倍~1/10倍になりました。

そう、物価が上がれば、お金の価値は下がるのです。 

もしタンス預金や貯金をしている人がいたら、これだけは覚えておいてください。

今日の1万円は、来年には1万円ではなくなっているかもしれない、と。

 

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お金の価値が下がり続けている今こそ、投資をすることが大切です。

実際にどのくらいの利回りで運用すればいいのかについては、こちらの記事をお読みください。

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