FP投資家リーマンとさかの稼ぎ方改革

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サラリーマンが法人設立で節税できる仕組みを解説

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自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ

リクルート創業者 江副浩正

「サラリーマンが法人を設立する」って、まさに「自ら機会を創り出す」ですよね。ワクワクしてきます。

 

副業で利益がでたら法人設立がおすすめ

サラリーマンの節税対策の1つに、副業の赤字分を確定申告するという対策があります。

例えば、副業でサラリーマンが不動産投資をした場合、減価償却費を計上して赤字分を確定申告することが節税のポイントになります。

しかし、副業で利益が出た場合、サラリーマンの給与収入にかかる税金に追加で税金がかかります。

その場合は、法人設立で節税することをオススメします。

 

不動産投資の節税について知りたい方はこちら

www.hosakunasubi.com

サラリーマンにおすすめの節税対策を知りたい方はこちら

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法人設立することで節税面で3つのメリットを得る

副業で法人設立した場合、節税面でのメリットが3つあります。

 

必要経費を会社の経費で落とせる

サラリーマンをしていたら、毎月経費を精算しますよね?

自分で法人を設立したら、同じことをすることができます。

 

例えば、ブログ運営。

ブログを書くために必要なパソコン費用、レンタルサーバー費用、独自ドメイン取得費用などの必要経費を会社の経費で落とせるようになります。

 

経費で落とせることのメリットは、税金がかかる金額を安くできることです。

 

税金がかかる金額を安くできる

サラリーマンの給与収入は、会社から支給される前に税金分を引かれます。

つまり、額面に税率がかけられて、税金が計算される仕組みです。

 

しかし、法人税は、売上から原価と経費を差し引いた利益に税率をかけます。(とてもざっくりな言い方をしています)

つまり、経費を落とした分だけ、税率がかけられる利益を安くすることができます

 

法人税率が所得税率よりも小さい

法人税率は、2017年10月現在、中小法人以外の普通法人であれば23.4%です。

 

法人税について詳しくはこちら>>>法人税の税率 国税庁

 

一方、所得税率は、収入が900万円を超えると、33.0%になります。

 

所得税について詳しくはこちら>>>所得税の税率 国税庁

 

法人税率は、所得税率よりも10%ほど低いのです。

 

副業で法人設立することをオススメ

サラリーマンの給与収入と副業の収入を足して、年収900万円を超えている場合、法人設立することをオススメします。

法人設立することで、副業の収入分にかかる税率が10%も小さくなります。

 

もし副業の収入が年収200万円あった場合、1年で20万円の節税になります。

副業の収入が大きくなればなるほど、節税のインパクトも大きくなりますね。