【1分で読めるお金講座】vol.6 自分に最適な資産運用方法は?
ファイナンシャル・カウンセリング・ルームを運営しているFPとさかです。
いわゆる人生の3大費用と呼ばれる「子供の教育費」「住宅ローンの返済」「老後の生活費」に不安を感じている方向けに、"1分で読めるお金講座"というお役立ちマネー情報を提供いたします。
本日は、「自分に最適な資産運用方法は?」というテーマです。
vol.5 資産運用率を増やす方法は?では、以下をお伝えしました。
「この運用をしたら1年でこのくらいお金が増える」と一概に言うことはできない。
確実にお金を増やす方法はないということをまず覚えておくこと。
その上で、よりお金を増やす確率の高い方法を選択することが大事。
前提として、確実にお金を増やす方法はありません。
大事なことなので、繰り返しお伝えします。
その上で、自分に最適な資産運用方法を考えていきましょう。
目安は2つあります。
1つ目は、将来必要なお金を手にするためのリターンです。
例えば、「老後の生活費」に2,000万円が必要だと仮定し、とても単純な複利計算でシミュレーションをしてみましょう。
60歳の時に2,000万円をつくるには、30歳の時にいくらのお金を毎年平均何%の資産運用率で運用すればよいでしょうか?
あくまで1つの例ですが、60歳の時に2,000万円をつくるには、30歳の時から824万円を毎年平均3%の年率で資産運用をする必要があります。
将来から逆算するパターンですね。
2つ目は、自分が許容できるリスクです。
例えば、1つ目で毎年平均5%の年率で資産運用をする必要があるとわかったとします。
しかし、実際に資産運用をしていると、ある年は+10%だったり、ある年は-15%だったりします。
自分のお金が一時的にでも-15%になってしまうことを許容できるのかが2つ目のポイントです。
資産運用をしていたら、かならず元本割れするタイミングがきます。
その時期にストレスを大きく感じてしまったり、安眠できなくなったりしてしまう場合は、自分が許容できるリスクを上回っています。
まとめ
自分に最適な資産運用方法を探すにあたり、目安は2つ。
1つ目は、将来必要なお金を手にするためのリターン。
将来から逆算して、妥当な資産運用方法を決める。
2つ目は、自分が許容できるリスク。
自分が許容できるリスクを上回る資産運用方法はしない。
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