【1分で読めるお金講座】vol.16 保険は掛け捨てか貯蓄型か?
ファイナンシャル・カウンセリング・ルームを運営しているFPとさかです。
いわゆる人生の3大費用と呼ばれる「子供の教育費」「住宅ローンの返済」「老後の生活費」に不安を感じている方向けに、"1分で読めるお金講座"というお役立ちマネー情報を提供いたします。
本日は、「保険は掛け捨てか貯蓄型か?」というテーマです。
結論からお伝えすると、私のおすすめは掛け捨てです。
理由は、保険で貯蓄型を選択した場合、資産運用効率が悪くなるためです。
掛け捨てを選択し、余ったお金で投資信託の積み立て投資をした場合と、貯蓄型を選択した場合では、前者の方が資産運用率が高くなることがあらゆるシミュレーションからわかっています。
そのくらい貯蓄型の資産運用効率は悪いのです。
しかし、貯蓄型の方が優れている点が2つだけあります。
1つ目は、満期に返ってくる解約返戻金がほぼ決まっており、元本が保証されている点です。
2つ目は、相続の際に「法定相続人の数×500万円」分の相続税控除がある点です。
この2つにメリットを感じない方は、間違いなく掛け捨てにした方がよいでしょう。
まとめ
おすすめは掛け捨て。
理由は、保険で貯蓄型を選択した場合、資産運用効率が悪くなるため。
掛け捨て+投資信託の積み立て投資の方が資産運用効率が良い。
一方で、貯蓄型が優れている点が2つある。
1つ目は、 満期に返ってくる解約返戻金がほぼ決まっており、元本が保証されている点。
2つ目は、相続の際に「法定相続人の数×500万円」分の相続税控除がある点。
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