【1分で読めるお金講座】vol.37 平均年率3%ポートフォリオの資産配分例
ファイナンシャル・カウンセリング・ルームを運営しているFPとさかです。
いわゆる人生の3大費用と呼ばれる「子供の教育費」「住宅ローンの返済」「老後の生活費」に不安を感じている方向けに、"1分で読めるお金講座"というお役立ちマネー情報を提供いたします。
本日は、「平均年率3%ポートフォリオの資産配分例」というテーマです。
平均年率3%と聞くと、「高すぎるんじゃないか」「私には難しいんじゃないか」と敬遠する方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、平均年率3%は、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の平均年率に非常に近いです。
※2001年度の運用開始から2018年度第3四半期までに2.73%の収益をあげています
"国民の年金を運用する"というとても重要な任務を負っている法人が平均年率3%の収益をあげていることから考えると、大きなリスクをなるべく負わないで達成できるくらいの数字なのでしょう。
途中で資産構成の変更はありましたが、平均年率3%が無理な数字ではないことがおわかりいただけたのではと思います。
ちなみに、平均年率3%ポートフォリオの資産配分例が以下のグラフになります。
※GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の基本ポートフォリオより
まとめ
平均年率3%は、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の平均年率に非常に近いため、個人投資家でも無理な数字ではない。
例えば、国内債券35%、国内株式25%、外国株式25%、外国債券15%、といったGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の基本ポートフォリオが参考になる。
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例えば、20歳から60歳までの40年間、100万円を平均年率3%で複利運用した場合、326万円になります。
平均年率3%の目安が分かったところで、目標利回りを現実的な数値に設定しましょう。