【1分で読めるお金講座】vol.41 定年の2年前にiDecoやDCの運用状況を確認しよう
ファイナンシャル・カウンセリング・ルームを運営しているFPとさかです。
いわゆる人生の3大費用と呼ばれる「子供の教育費」「住宅ローンの返済」「老後の生活費」に不安を感じている方向けに、"1分で読めるお金講座"というお役立ちマネー情報を提供いたします。
本日は、「定年の2年前にiDecoやDCの運用状況を確認しよう」というテーマです。
積立が終わる2年前(=定年60歳の2年前)にiDecoやDCの運用方法や資産配分を再確認することをおすすめします。
ある程度利益が出ているなら利益確定をして、定期預金などの元本確保型商品に預け替えることで、資産の目減りを防ぎます。
また、損失が出ている場合でも、定年を迎えるまでは掛け金の拠出が続きますし、定年後も70歳になるまでは運用を続けられます。
そのため、プランの見直しを行いながら、継続して運用を行うことをおすすめします。
その人の状況やリスク許容度にもよりますが、資産の目減りを防ぐためにも、定年間際から定年後の運用は、基本的には保守的なプランがいいでしょう。
まとめ
積立が終わる2年前(=定年60歳の2年前)にiDecoやDCの運用方法や資産配分を再確認することをおすすめ。
ある程度利益が出ているなら利益確定をして、定期預金などの元本確保型商品に預け替えることで、資産の目減りを防ぐ。
損失が出ている場合でも、定年を迎えるまでは掛け金の拠出が続き、定年後も70歳になるまでは運用を継続することができる。
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定年後は、インフレによる資産の目減りを防ぐことが重要です。