【1分で読めるお金講座】vol.40 60代の資産運用はインフレに負けない程度に続けるべき
ファイナンシャル・カウンセリング・ルームを運営しているFPとさかです。
いわゆる人生の3大費用と呼ばれる「子供の教育費」「住宅ローンの返済」「老後の生活費」に不安を感じている方向けに、"1分で読めるお金講座"というお役立ちマネー情報を提供いたします。
本日は、「60代の資産運用はインフレに負けない程度に続けるべき」というテーマです。
60代は、仕事を継続して収入を得続けることをまず心がけるべきです。
人生100年時代においては、資産寿命を延ばすために年金受給タイミングを遅らせて、毎月もらえる年金額を増やすことが重要です。
一方で、60代になるまで運用してきた資産については、徐々にリスクを減らしていくことが大切になります。
「じゃあどこまでリスクを減らせばいいのか?」と思われるかもしれません。
目安としては「インフレに負けない程度にリスクを減らす」のが妥当と考えます。
65歳でリタイアしても残り35年も生きる可能性がある以上、それまでにインフレが起きないとも限らないため、リスクを抑えながらもインフレに負けない(物価上昇しても目減りしない)程度に運用を続けるべきと言えるでしょう。
まとめ
60代は、仕事を継続して収入を得続けることをまず心がけるべき
一方で、60代になるまで運用してきた資産については、インフレに負けない程度にリスクを減らすべき。
関連記事です。
「定年退職したら資産運用はもう終わり」という時代は終わりました。
人生100年時代では、定年退職以降もリスクを減らしながら資産運用を続ける必要があります。
定年退職以降は、資産を取り崩しながら生活することになるため、その注意点を書いています。
60代におすすめの資産運用法をご紹介しています。