【1分で読めるお金講座】vol.60 相場が低迷しても積立投資を中止してはいけません
ファイナンシャル・カウンセリング・ルームを運営しているFPとさかです。
いわゆる人生の3大費用と呼ばれる「子供の教育費」「住宅ローンの返済」「老後の生活費」に不安を感じている方向けに、"1分で読めるお金講座"というお役立ちマネー情報を提供いたします。
本日は、「相場が低迷しても積立投資を中止してはいけません」というテーマです。
投資経験が少ない人だと、価格が下がり含み損が増えたことへの恐怖感で積立を中止してしまったり、相場状況に応じて積立を休む方が積立投資の効果が高まると誤解してしまったりすることがあります。
しかし、下落局面がある方が積立投資の効果が高まることを理解し、投資を継続することが大事です。
vol.32 積立投資で最も気をつけるべきは選ぶ投資信託であるでもお伝えしましたが、
定期的に(毎日か毎週か毎月か)一定金額ずつ投資信託を積み立てる積立投資は、投資信託の価格が高い時には口数を少なく、価格が低い時には口数を多く購入することで、平均購入価格を平準化できる投資方法のことを指します。
平均購入価格を平準化するということは、相場が低迷しているときに購入を継続することで平均購入価格を引き下げており、相場が上昇したときに利益をより得ることができることを意味します。
そのことを念頭に入れておき、場が低迷しても積立投資を中止してはいけません。
まとめ
投資経験が少ない人だと、価格が下がり含み損が増えたことへの恐怖感で積立を中止してしまったり、相場状況に応じて積立を休む方が積立投資の効果が高まると誤解してしまったりすることがある。
しかし、相場が低迷しているときに購入を継続することで平均購入価格を引き下げ、相場が上昇したときに利益をより得ることができるのが積立投資であり、相場が低迷しても中止してはいけない。
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積立投資を途中で中止しないために、無理のない金額で"コツコツ"続けることが大事です。