【1分で読めるお金講座】vol.72 金融商品を売るFPにはご用心
ファイナンシャル・カウンセリング・ルームを運営しているFPとさかです。
いわゆる人生の3大費用と呼ばれる「子供の教育費」「住宅ローンの返済」「老後の生活費」に不安を感じている方向けに、"1分で読めるお金講座"というお役立ちマネー情報を提供いたします。
本日は、「金融商品を売るFPにはご用心」というテーマです。
金融商品を売るすべてのFPがそうだとは言いませんが、そういったFPに無料で相談に乗ってもらうことを考えている人は、用心し過ぎてもし過ぎることはありません。
FPが金融商品を売っているということは、その人、あるいは、その人が属する法人が金融商品の販売益か販売手数料でビジネスを成り立たせていることを意味します。
つまり、個人や法人としての売上目標と利益目標があり、それを達成するためにFPが無料で相談に乗り、金融商品を販売しています。
普段は顧客第一主義を掲げているような人や法人でも、売上目標や利益目標の達成が危うい状況になると、売りに走ることなんてザラにあります。
そのような状況では、金融商品を売るためにFPが無料で相談に乗るというとても危険なシチュエーションとなります。
FPは、まがりなりにも専門知識を持っているエキスパートなので、金融商品を売るためのストーリーを作るのは得意です。
相談者に買う気はなくとも、買うかどうか迷わせるくらいの営業トークは可能でしょう。
相談者にとって本当に必要な金融商品ではない可能性がある商品を提案してくることもあるでしょう。
少なくとも相談者はその心づもりでFPとの無料相談にのぞむべきです。
まとめ
金融商品を売るすべてのFPがそうだとは言いませんが、そういったFPに無料で相談に乗ってもらうことを考えている人は、用心し過ぎてもし過ぎることはない。
FPが金融商品を売っているということは、個人や法人としての売上目標と利益目標があり、それを達成するためにFPが無料で相談に乗り、金融商品を販売しているということ。
普段は顧客第一主義を掲げているような人や法人でも、売上目標や利益目標の達成が危うい状況になると、売りに走ることなんてザラにある。
そのような状況では、金融商品を売るためにFPが無料で相談に乗るというとても危険なシチュエーションとなる。
相談者に買う気はなくとも、買うかどうか迷わせるくらいの営業トークは可能ですし、相談者にとって本当に必要な金融商品ではない可能性がある商品を提案してくることもある。
少なくとも相談者はその心づもりでFPとの無料相談にのぞむべき。
関連記事です。
FPは専門的な金融知識を有するプロなので、たくさんある金融商品から何を選べばいいのか迷ったら、真っ先に相談するべき相手と言えます。
個人的な見解ですが、金融商品を売るためにFPをしている人の提案は、タイミングによってはあなたのライフプランを二の次にする可能性があります。