【1分で読めるお金講座】vol.71 FPは金融商品を売るためではなくあなたのライフプランをサポートするために存在する
ファイナンシャル・カウンセリング・ルームを運営しているFPとさかです。
いわゆる人生の3大費用と呼ばれる「子供の教育費」「住宅ローンの返済」「老後の生活費」に不安を感じている方向けに、"1分で読めるお金講座"というお役立ちマネー情報を提供いたします。
本日は、「FPは金融商品を売るためではなくあなたのライフプランをサポートするために存在する」というテーマです。
FPが無料相談を担っている保険代理店や保険の窓口、銀行の相談窓口が増えてきています。
なぜ無料相談ができるかと言えば、金融商品を売ることで得る販売益あるいは販売手数料でビジネスが成り立っているからです。
いわば無料相談は金融商品を売るための手段となっています。
この状態は健全ではありません。
なぜなら、FPは金融商品を売るためではなく、顧客のライフプランをサポートするために存在するからです。
悲しいことに、日本では多くの金融機関で金融商品を売るためにFPが手段として使われてしまっており、FPの地位を下げています。
本来であれば、FPが立てたライフプランを参考にして、顧客が金融商品を選択するのが正しい姿です。
正しい姿を実現するには、ライフプランをサポートする役割と金融商品を売る役割をしっかりと分け、FPがライフプランをサポートする役割を全うすることが重要です。
まとめ
巷にあるFP無料相談がなぜ無料で相談できるかと言えば、金融商品を売ることで得る販売益あるいは販売手数料でビジネスが成り立っているから。
無料相談は金融商品を売るための手段と成り下がっている。
この状態は健全ではない。
なぜなら、FPは金融商品を売るためではなく、顧客のライフプランをサポートするために存在するから。
悲しいことに、日本では多くの金融機関で金融商品を売るためにFPが手段として使われてしまっており、FPの地位を下げている。
本来であれば、FPが立てたライフプランを参考にして、顧客が金融商品を選択するのが正しい姿。
正しい姿を実現するには、ライフプランをサポートする役割と金融商品を売る役割をしっかりと分け、FPがライフプランをサポートする役割を全うすることが重要。
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FPは将来、医者のような役割を担うようになるでしょう。処方箋を出し、顧客が自分で金融商品を購入するような世界観です。
消費者は、FPへ相談する意味をよく考えて欲しいと思います。「無料だから相談する」は思考停止している証拠です。