【1分で読めるお金講座】vol.90 死亡保障の保険は目的別に使い分けるのがおすすめ
ファイナンシャル・カウンセリング・ルームを運営しているFPとさかです。
いわゆる人生の3大費用と呼ばれる「子供の教育費」「住宅ローンの返済」「老後の生活費」に不安を感じている方向けに、"1分で読めるお金講座"というお役立ちマネー情報を提供いたします。
本日は、「死亡保障の保険は目的別に使い分けるのがおすすめ」というテーマです。
貯蓄性を求めず、保障を得ることを目的とするなら、定期保険と収入保障保険が選択肢となります。
保険料は安いに越したことはありませんが、最近では、ユニークな商品も増えてきました。
例えば、喫煙の有無や健康状態で保険料が割引になる保険は以前もありましたが、定期的な確認で、健康状態が改善すると割引が適用になる保険も登場しました。
契約途中で定期保険に変更可能な収入保障保険もあります。
収入保障保険は保障額が年齢とともに減っていくため、予定外に子供が増えたなど、加入後の変化によって保障が不足することもあり、また、健康上の理由などで新たな保険に加入するのが難しい方にとっては安心です。
死亡保障の保険は、定期保険の方が保障が厚い一方で、そんなに補償額が要らない年齢になっても補償額が変わらないというデメリットもあります。
そんな時は、補償額が年齢とともに減っていく収入保障保険を活用し、使い分けるのがおすすめです。
例えば、教育費を収入保障保険で賄おうとすると、補償額の減りの方が早いため、万が一の際にお金が不足します。
その場合は、教育費を定期保険で賄うのが良いでしょう。
一方で、生活費は補償額が減っても賄えるため、収入保障保険で賄うのがおすすめです。
まとめ
貯蓄性を求めず、保障を得ることを目的とするなら、定期保険と収入保障保険が選択肢となる。
死亡保障の保険は、定期保険の方が保障が厚い一方で、そんなに補償額が要らない年齢になっても補償額が変わらないというデメリットもある。
そんな時は、補償額が年齢とともに減っていく収入保障保険を活用し、使い分けるのがおすすめ。
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