FP投資家リーマンとさかの稼ぎ方改革

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投資漫画「インベスターZ」名言紹介 『金を掘ったヤツに、金持ちはいない!』

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ゴールドラッシュのときに儲けたのは、

金を掘っていた人ではなく、

ショベルやテントを売っていた人だった。

ピーター・リンチ

ウォーレン・バフェットと並ぶ、有名なバリュー投資家の1人、ピーター・リンチさんの言葉です。

一攫千金を夢見て金掘りに熱中するのはいいですが、ショベルやテントを買って散財し、さらにはショベル製造者やテント製造者の懐を肥やしていることを知らない愚か者にはなってはいけません。 

 

大事なことに気づかせてくれる名言

目先の利益や目の前の事象に囚われてしまってはいけません

その先まで考えて投資をすることが大事ですね。

 

ゴールドラッシュとは

ゴールドラッシュとは、新しく金が発見される土地へ、金脈を探し当てて一攫千金を狙う採掘者が殺到することを言います。

1850年頃に世界中からカリフォルニアへ人口が移動したことは、とても有名な話です。 

 

金を掘った人は儲かったのか?

さて、ゴールドラッシュの時代に、金を掘った人は儲かったのでしょうか?

もちろん、ゴールドラッシュになる前に金を掘った人は儲かったのでしょう。

しかし、金脈が掘り尽くされた後に金を掘り始めた人は儲かりませんよね。

時は1848年、世界中に情報が伝わるまでに時間を要したことを考慮すると、大半の人は金脈が掘り尽くされた後に金を掘り始めたと考えられます。

 

儲かったのは金を掘ったヤツではない

この筋で考えると、大半の人は金を掘っても儲からなかった、と言えるでしょう。

なぜなら、金を掘り尽くされた後にカリフォルニアに移動してきたからです。

では、ゴールドラッシュで儲けた人はいったい誰なのでしょうか?

 

ゴールドラッシュで儲けたのは誰か?

ゴールドラッシュになる前に金を掘った人以外では、例えば、以下の人が儲けたと考えられます。

・アメリカへ移動するための船舶会社

・船舶を作るための鉄鋼会社

・カリフォルニアへ移動するための鉄道会社

・鉄道を作るための製鉄会社

・掘るためのスコップを作る製造会社

・スコップを売る小売業者

・掘る人が泊まるホテル

 

共通して言えるのは、金を掘った人にモノやサービスを提供した人が儲けた、ということです。

 

事象の先を読んで投資する

ゴールドラッシュの事例から私たちが学ぶべきことは、事象に囚われずに、先を読んで投資することが重要だ、ということです。

 

 「渋谷系若者向けの洋服が流行」

 「パクチー店が若い女性に人気」

 「草食系男子がこれからはモテる」

 

これらは、あくまで事象に過ぎません。

事象の先を読むとは、例えば、「渋谷系若者向けの洋服が流行」であれば、洋服を作るための繊維産業や機織産業が伸びそうだ、と考えることです。

事象の先を読む力を身につけていきたいですね。

 

他の名言も記事にしているので、ぜひ読んでみてください。

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