FP投資家リーマンとさかの稼ぎ方改革

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「人によって」「時期によって」成長したいスピードは違うよねって話

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人と比較をして劣っているといっても、

決して恥ずることではない。

けれども、

去年の自分と今年の自分を比較して、

もしも今年が劣っているとしたら、

それこそ恥ずべきことである。

パナソニック(旧松下電器)創業者

松下幸之助

成長は、人と比較するものではなくて、過去の自分と比較するものです。そんな大事なことに気づかせてくれる言葉ですね。

 

新卒一括採用のせいで横並びの成長を求められる日本

日本では、同世代が一斉に就職するため、自分の希望とは関係なく横並びの成長スピードを会社から求められます。

「同期との競争」なんかはその典型ですね。

けど、そもそも成長したいスピードって「人によって」「時期によって」違いますよね。 

 

「人によって」成長したいスピードは違う

好きなことを仕事にしている人なら、どんどん成長してできることを増やしていきたいと考えるでしょう。

一方で、好きではないことを仕事にしている人は、そこに楽しさを見つけられないかぎり、最速で成長したいとは思わないでしょう。

また、「つねに最速で成長したい」と思う人もいれば、「疲れない程度に成長していきたい」と思う人もいます。

その人の志向や成長意欲、プライベートとの両立によって成長したいスピードは決まるので、「人によって」違うのは当たり前ですね。

 

「時期によって」成長したいスピードは違う

 「時期によって」も成長したいスピードは違うでしょう。

若いうちにハードな仕事をしてスキルと知識を身につけたい人は、どんどん仕事を任されて成長したいでしょう。

一方で、育児や介護で忙しかったり、副業が軌道に乗り始めたりした人は、「仕事をこれ以上増やして欲しくないし、本業での成長どころではない」と思うでしょう。

その人のライフイベントの時期や人生への考え方によって成長したいスピードは決まります

 

人それぞれの成長したいスピードを実現できる環境へ

今(2018年7月)の学校や会社は、人それぞれが希望する成長したいスピードを実現できる環境が整っていません。

あいかわらず集団授業が行われていたり、同世代の横並びで競争させるようなことをしていたりします。

より人が生きやすい社会をつくっていくためには、人それぞれの成長したいスピードを実現できる教育環境や仕事環境が重要になっていくでしょう。

 

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「お金の稼ぎ方を起点に、学校の「教育」を検討するべき」と私は考えています。

学校で勉強することは、働きだしてから活用する知識がほとんどなく、一番大事なお金を稼ぐことに役に立たないことばかりです。

学校の「教育」を変えていかなければ、将来、日本は貧困者がもっと増えるでしょう。

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会社に縛られていると感じている人に読んでいただきたい記事です。

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