フォーカス投資がインデックス投資よりも優れているたった1つの理由
私は、毎日の株価や年間の価格変動で投資が成功かどうかを判断しない。
ビジネスの成功を市場がなかなか評価しないこともあるが、しばらくすると追いついてくる。
ウォーレン・バフェット
フォーカス投資の有効性を主張するバフェットは、短期的な株価の変動にはまったく関心がありません。
関心があるのは、本来の事業価値よりも株価が低い株式だけです。
バフェットはフォーカス投資を推薦
「バフェットはインデックス投資を推薦している」と思われがちですが、実は投資の初心者に対してのみ推薦しています。
投資の中級者から上級者に対しては、フォーカス投資を推薦しているのです。
バフェットの名言「何も知らない投資家はインデックスファンドに投資をすべきだ」には続きがある。
— FP投資家とさか@稼ぎ方改革 (@FPtosaka) 2018年10月9日
「あなたが投資についてある程度の知識があり、ビジネスの数字を理解でき、長期的にビジネスの優位性を持ちながら株価が割安な企業を5〜10社選び出せるなら、従来型の分散投資は無意味である」
インデックス投資は何も知らない投資家向け
投資のイロハも知らない投資家が、適当に株式を購入するのはとても危険です。
なぜなら、売上や利益といったビジネスの数字ではなく、知名度や自分が知っているか否かという軸で、買う銘柄を決定してしまうからです。
そうしてしまうくらいであれば、バフェットが言うようにインデックス投資をした方が利益を得ることができるでしょう。
フォーカス投資はある程度の知識がある投資家向け
一方で、売上や利益といったビジネスの数字や、ビジネス環境を鑑みて長期的に優位性を保てるビジネスかどうか判断できるようになれば、インデックス投資よりも利益を得られるフォーカス投資の方がおすすめです。
なぜなら、いくつかの株式に分散投資しているインデックス投資よりも、本来の事業価値よりも株価が低い株式を見極めて、フォーカス投資をした方が、利益をより得られるからです。
ただし、フォーカス投資は難易度が高い
1点だけ留意点をお伝えすると、フォーカス投資は難易度が高く、失敗を経験し成長することで身につけられる投資法です。
一朝一夕に身につけられるものではありませんが、その分、高い利益を得られます。
インデックス投資に飽きた投資家にはおすすめしたい方法です。
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私がフォーカス投資をする際に、原則としている3ヶ条を記事にしています。
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こちらの記事は投資中級者の方向けです。
貸借対照表を用いて、フォーカス投資をするにふさわしい銘柄を判断する方法を記事にしています。
