本はブックオフに売るのではなくメルカリで売れ
ビジネスパーソンを取り巻く環境も、大きく変わりつつある。
会社という閉鎖的な枠組みの中での評価ではなく、
本当の意味での「個人の市場価値」が顕在化され、
株式のように取引されるサービスが広がりつつあるのだ。
堀江貴文 著『属さない勇気』より
個人の市場価値の高まりは、「本を売る」という行為からも見て取れます。
いまやブックオフに本を売る人は、どんどん減ってきているという状況です。
P2Pが主流になる時代の到来
ブックオフのビジネスは、個人から古本を安く買い取り、買い取った金額よりも高い価格で売り、利益を得ます。
本来なら800円で売れる本も、個人がブックオフに持って行ったら50円にしかなりません。
しかし、メルカリで売れば、800円で売れる本を売れば800円を得ることができます。
こうなると、ブックオフの介在価値はどこにもありません。
P2Pのやりとりが主流になる時代の到来です。
ブックオフに売ったら50円の本が、メルカリで売ったら800円になります。
— FP投資家とさか@稼ぎ方改革 (@FPtosaka) 2018年10月24日
これだけでもブックオフの時代が終わり、メルカリが新しい時代を創る根拠になりますね。
これからの時代はP2P(peer to peer)が主流になり、個人としての信頼がお金を稼ぐ上で重要なファクターとなるでしょう。
メルカリは最強のフリマアプリ
私も引越しを機にメルカリを使い始めましたが、最強のフリマアプリと感じています。
オークション形式ではないため、自分が納得のできる価格で買ったり売ったりできるところが魅力です。
また、使い勝手がよく、コンビニに品物を持っていけば5分で出品することができます。
ユーザーの納得度を高め、コンビニエンスを向上させることに成功したところがポイントでしょう。
個人としての信頼がお金を稼ぐために重要
メルカリには買ったり売ったりした際に、相手方の評価を「良い」「普通」「悪い」で登録します。
登録した評価は相手の方に通知され、売買をするたびに積み上がっていきます。
もし「良い」の評価が多ければ信頼してやりとりできますし、「悪い」の評価が多ければやりとりしたくなくなり、モノを売ることができなくなります。
つまり、個人としての信頼(評価)がお金を稼ぐために重要なファクターとなるのです。
P2Pの時代は、まさに個人としての信頼がキーワードになります。
関連記事です。
90%の人は、「労働契約を会社とむすび、給料を得る」というお金の稼ぎ方しか知りません。
会社としての信頼に守られている間はいいですが、個人としての信頼も得られるようにした方がよいでしょう。
メルカリのようにP2Pでお金を稼ぐ方法がどんどん広まってきています。
特に2025年問題(75歳の後期高齢者が急増する)に向けて、20代の人たちは会社の給料以外のお金の稼ぎ方を持つことをおすすめします。