毎日株価をチェックする必要がないたった1つの理由
今後10年間市場が閉鎖しても喜んで持ち続けられる株(企業)だけを買いなさい。
ウォーレン・バフェット 伝説の投資家
バフェットは、「市場が10年間閉鎖して毎日株価を見れなくなっても大丈夫だ」と言っています。
それは自分が買った株の株価が今後10年間で上昇することに自信があるからなのです。
毎日株価をチェックする必要はない
「いつの時点かわからないけど将来株価が上がる見込みのある」銘柄を保有している長期投資家に限り、毎日株価をチェックする必要はありません。
毎日の株価の上下に一喜一憂してしまうと、精神的にも体力的にも投資を長く続けることはできないでしょう。
毎日株価を見る必要はない。
— FP投資家とさか@稼ぎ方改革 (@FPtosaka) 2018年11月4日
むしろ、毎日株価が上下しているのを見ていたら、気になりだしてしまう。
3ヶ月に1度、自己資本利益率と営業利益率を見るだけでいい。
利益が改善すれば、おのずと株価まで改善されていく。
短期的な株価の上下に人は惑いやすい
人は短期的に株価が上昇すると嬉しくなり、下落すると落ち込みやすくなります。
投資歴が長い人であっても、株価の上下に影響を受けると言われています。
では、ベテランの投資家はその心変わりをどのように防止しているのでしょうか。
その防止方法は、株価の上下をまったく見ずに、別の指標をチェックする、という方法です。
株価ではなく別の指標をチェックする
長期的に見ると、「株価」と「企業の利益」は相関関係にあります。
(参考:「株価」と「企業の利益」の関連の強さは期間が長くなれば長くなるほど強くなる)
つまり、「株価」ではなく「企業の利益」がどうなっているのかをチェックしていれば、間接的に「株価」もチェックできている、ということになるのです。
「企業の利益」をチェックするにあたり、実際の利益額を見るのも大事ですが、自己資本利益率や営業利益率といった指標でチェックすることも重要です。
利益と利益率を3ヶ月に1度チェック!
実際の利益額と利益率は、会社のホームページにある投資家情報から決算短信資料を見ればわかります。
もっと細かく見たいという方は、有価証券報告書をご覧ください。
決算短信資料や有価証券報告書は、上場している企業なら3ヶ月に1度公開するルールとなっていますので、その頻度でチェックすることをおすすめします。
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