子どもを2人育てるのと住宅ローンを1つ契約するのにかかるお金は同じ
あこがれて
ついに買ったぞマイホーム
されど地獄の住宅ローン
ながれおとや なぞなぞ作家
風刺が効いている川柳であり、読んだときにプッと吹き出してしまうようなおもしろさがありますね。
住宅ローンを組んだら、35年間毎月高い利息を返済し続けなければいけなくなることを「地獄」と例えています。
子育てにかかる費用と住宅ローンについて
子どもを2人育てるのと住宅ローンを1つ契約するのにかかるお金は同じくらいです。
だから子どもを産まない方がいい、とか、だから住宅ローンを組まない方がいい、ということを言いたいのではなく、現実にどのくらいのお金が必要なのかをしっかりと把握した上で、子どもを産んだり、家を買うことが重要であるということをここでは言いたいです。
【子どもを2人育てるのと住宅ローンを1つ契約するのにかかるお金は同じ】
— FP投資家とさか@稼ぎ方改革 (@FPtosaka) 2018年10月30日
学校やお稽古事などにかかる「教育費」と食費やお小遣い代などにかかる「養育費」を足して「子育て代」です。
今の時代は、子ども1人あたりの子育て代が2500万円を超えます。すべて私立に通わせると4000万円を超えます。 pic.twitter.com/dFvvjYd0VM
子育てにかかる費用は?
詳しくは「教育費だけじゃない!実際にかかる子育て費用をまとめてみた」に書いておりますので、よろしければお読みください。
こちらでは割愛しますが、だいたい最低2,500万円がかかると考えてください。
住宅ローンで出て行くお金はいくら?
「20代のうちに知っておきたい"人生の6大費用"」に住居別の購入価格を書いております。
ここで大事なのは、住宅ローンを組んだら購入価格の1.5倍から2倍近くのお金を支払うということです。
4,000万円の家を買ったら、住宅ローンとして6,000万円以上のお金を銀行に支払うことになります。
子どもを産むのも家を買うのも計画的に
金額を計算してみると、子どもを2人育てるのと住宅ローンを1つ契約するのにかかるお金はたいたい同じになります。
そのことを知った上で、人生を楽しく生きていくために計画的にお金を使う先を考えることをおすすめします。
関連記事です。
どうしても家を買いたい人は、「子育てが終わってから」「中古物件を買うこと」をおすすめします。
マイホームを新築で買うことはあまりおすすめしません。
なぜなら、買った瞬間に20%ほど資産価格が減るからです。