フォーカス投資を成功に導く3つのステップ
私は、毎日の株価や年間の価格変動で
投資が成功かどうかを判断しない。
ビジネスの成功を市場がなかなか評価しないこともあるが、
しばらくすると追いついてくる。
ウォーレン・バフェット
株式投資をする上で、「株価の変動」はあまり意味を持ちません。
なぜなら、ビジネスが成功している企業の株価はおのずと上昇してくるからです。
フォーカス投資を成功に導く3つのステップ
2018年11月の決算短信にて、2019年3月期の連結最終損益が最高益予想から一転して赤字になりそうだと発表をしたため、RIZAPの株価はストップ安の暴落を起こしました。
私はこの情報を聞いて、「チャンスだ!」と思い、RIZAPの株をまとめ買いしました。
2019年2月28日現在、RIZAPの株価は底値から急上昇をしています。
この経験をもとに、フォーカス投資を成功に導く3つのステップをまとめてみました。
RIZAPの株価が急降下したあとに急上昇していますね。
— FP投資家リーマンとさか (@FPtosaka) 2019年2月28日
安値でまとめ買いをしたので、今はウハウハです。
フォーカス投資は、
①優良銘柄に目星をつける
②目星をつけた優良銘柄の株価が下がりきったところでまとめ買いする
③株価が戻るのをひたすら待つ
の3ステップで成功することがわかりました。
ステップ① 優良銘柄に目星をつける
優良銘柄に目星をつける方法を知りたい方は、先人に知恵を借りましょう。
私も、株式投資の成功者たちが書いた本を読みあさり、優良銘柄の特徴を勉強しました。
参考程度ですが、以下に優良銘柄の見極め方を書いた記事を紹介します。
関連記事>>>株式投資成功者が言う"優良銘柄の見極め方"を3ヶ条に整理してみた
関連記事>>>ウォーレン・バフェットの投資を再現するための「3原則」
ステップ② 目星をつけた優良銘柄の株価が下がりきったところでまとめ買いする
ステップ①で目星をつけた優良銘柄の株価が下がりきるまでひたすら待ちます。
優良銘柄の株価は、実際の事業価値以上の値段がついていることがたいはんです。
株価が高いときに買うのではなく、実際の事業価値以下の株価に下がったときにまとめ買いをしましょう。
そして、そのためには株価が下がりきるまで待つ必要があります。
RIZAPの場合は、過去発表した予想利益が赤字になる見通しだと発表したために株価が下がりきりました。
しかし、目先の利益が減ったことはまったく重要ではなく、その数字の裏にある実際の事業価値は全然変わっていないことに着目するべきだったのです。
ステップ③ 株価が戻るのをひたすら待つ
さて、ステップ②で株価が下がりきったところでまとめ買いをしたら、今度は株価が元に戻るまでひたすら待つのです。
株価は実際の事業価値以下の株価に下がったら、元の株価に戻ろうとします。
これを統計学用語で"平均への回帰"と言います。
株価が元に戻ったら、きっと莫大な利益を得られていることでしょう。
関連記事>>>「株価」と「企業の利益」の関連の強さは期間が長くなれば長くなるほど強くなる
関連記事です。
私はフォーカス投資とインデックス投資の両方を実践していますが、どちらも素晴らしい投資方法だと実感しています。
一方で、やはりフォーカス投資の方が運用利益が大きいのは事実です。
もしインデックス投資を始めたいなら、証券会社の格付けは無視して"FOY"の格付けを参考にした方がよいでしょう。