株価のチェック疲れから気づいた株価チェックの無意味さ
今日や明日、来月に株価が上がろうが下がろうが、私にはどうでもいいのです。
ウォーレン・バフェット
私も株式投資を始めた頃は、買った株の株価が気になり、1時間に1回チェックしていました。
しかし、長期投資をすると決めてからは、1時間ごとの株価の動きがまったく気にならなくなりました。
バフェットさんの言うとおり、短期的な株価の動きなんてどうでもいいと思えたのです。
ある日株価チェックなんて無意味だと気づく
平日の仕事中も1時間に1回、トイレに行って株価をチェックする生活をしていると、仕事にも悪影響が出てきます。
株価が気になり、MTGも集中できません。
この状況はまずい...と思いながら、株価チェックをやめられずにいると、私の場合はだんだん疲れてきてしまい、投資なんかやめようかなと思ってしまいました。
投資を始めて最初の方は気になって1時間に1回株価をチェックしてました。
— FP投資家リーマンとさか (@FPtosaka) 2019年2月14日
あれが無意味だと悟ったのは買った株の株価が1日でガクンと下がったときです。
居ても立っても居られない気持ちになり、仕事に集中できなくなるわで疲れてしまいました。
そのチェック疲れの経験から無意味さを悟りました。
なぜ株式投資の初心者は株価をチェックしてしまうのか
株式投資を始めたばかりだと、得をしたら舞い上がり、損をしたら落ち込みがちになります。
それはなぜかと言うと、株価の上がり下がりがそのまま自分の資産の損得になるからです。
言われてみれば当たり前ですよね。
ただ、株価の上がり下がりには短期的なものと長期的なものがありますが、初心者は短期的な株価の上下に「反応」してしまいがちです。
株価チェック疲れがもたらす焦りと狼狽売り
短期的な株価の上下に「反応」してしまうと、株価チェックに疲れてしまい、焦りが積み重なってしまいます。
すると、手放した方が楽なんじゃないかと思い、狼狽売りをしがちです。
あまり利益が出ておらず、手数料をひいたらトントンくらいでも冷静になれず売ってしまいますし、損をしていたら、これ以上損をするのは避けようと損切りしてしまいます。
この状態は、投資をする上でよくありません。
長期投資をすると決めたら株価チェックは1年に1回でいい
そこでおすすめするのが、長期投資をすると決めることです。
長期投資をすると決めたら、今日や明日、来月に株価が上がろうが下がろうが気にならなくなります。
1時間に1回していた株価チェックが1年に1回でよくなります。
焦りや狼狽売りをすることなく、健全な精神状態で投資に向き合うことができるため、仕事への悪影響もありません。
株価のチェック疲れに悩んでいる方は試してみてはいかがでしょうか。
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毎日株価をチェックする必要はありません。
伝説の投資家であるウォーレン・バフェットさんも「市場が10年間閉鎖して毎日株価を見れなくなっても大丈夫だ」と言っています。
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ぜひ参考にしてください。