【1分で読めるお金講座】vol.14 年齢別おすすめの資産運用法
ファイナンシャル・カウンセリング・ルームを運営しているFPとさかです。
いわゆる人生の3大費用と呼ばれる「子供の教育費」「住宅ローンの返済」「老後の生活費」に不安を感じている方向けに、"1分で読めるお金講座"というお役立ちマネー情報を提供いたします。
本日は、「年齢別おすすめの資産運用法」というテーマです。
ここ1週間で書いた記事の総集編になります。
20代におすすめなのは、銀行から投資用住宅ローンの融資を受けて運用する不動産、個別銘柄に投資する株式、定期的かつ堅実に積み立てる投資信託。
30代は家族が増えたり、マイホームを購入したり、といったライフイベントが多数発生するため、時間がない中でも自動設定で積立投資ができる(=ほったらかしにできる)投資信託がおすすめ。
ライフイベントに追われている間、ほったらかしにしていても資産運用ができ、しかも長期投資をすればするほどリターンを得られる確率が高まる投資信託は最適。
40代は、30代と基本的に同じ資産運用法でいいが、唯一の違いは教育費のピークがきやすい年齢であるということ。
基本的に学費は定期預金か学資保険の形で確実に貯めるか、株式あるいは投資信託を必要になる前に現金化するか、をおすすめ。
50代は必要なお金があるのかどうかがはっきりとわかるタイミング。
問題なのは、必要なお金がない世帯であり、ないお金は、支出を減らすか、収入を増やすか、資産を運用するか、のどれかで捻出する必要がある。
資産を運用する場合は、絶対にリスクを取り過ぎてはいけない。
特に投資を初めてする人は、必ずなくなってもいい少額から始め、投資信託を堅実に積み立てるようにする。
それができないのであれば、資産を運用するのはやめて、支出を減らすか、収入を増やすか、どちらかを選ぶ。
60代は、すでに老後に突入しており、公的年金を受給しつつ、資産を取り崩しながら生活する。
ポイントは資産の取り崩し方。
具体的には、持っている資産(現金、株式、投資信託、保険、不動産など)をどのように取り崩していくのか、定率で取り崩すのか、定額で取り崩すのか。
計算がめんどくさい方は、定額で取り崩すのがおすすめ。
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