【1分で読めるお金講座】vol.26 無リスク資産とリスク資産の保有割合
ファイナンシャル・カウンセリング・ルームを運営しているFPとさかです。
いわゆる人生の3大費用と呼ばれる「子供の教育費」「住宅ローンの返済」「老後の生活費」に不安を感じている方向けに、"1分で読めるお金講座"というお役立ちマネー情報を提供いたします。
本日は、「無リスク資産とリスク資産の保有割合」というテーマです。
金融資産は大きく分けて無リスク資産とリスク資産の2種類があります。
無リスク資産は、臨時の出費や不測の支出に備えるための現金や普通預金のことを言い、またの名を流動資産と呼びます。
リスク資産は、安全資産と呼ばれる、手堅く増やすための定期預金や債券投資と、収益資産と呼ばれる、リスクを取って大きく増やすための株式や投資信託への投資の2つがあります。
<まとめ図>
無リスク資産 | リスク資産 | ||||||||
流動資産 | 安全資産 | 収益資産 | |||||||
特徴 | 臨時の出費、 不測の支出に備える |
安全性を考慮して、 手堅く増やす |
収益性を考慮して、 大きく増やす |
||||||
金融商品 | 普通預金など | 定期預金、国内債券、 公社債投信など |
株式、外国債券、 株式投資信託、外貨預金など |
そして、資産を保有する際は、「90 - 年齢 = リスク資産割合」とすることをおすすめします。
なぜなら、年齢が上がるとともに無リスク資産を増やせる式であり、徐々にリスクを減らしながら資産運用を続けられる最適な目安となっているからです。
まとめ
金融資産は大きく分けて無リスク資産とリスク資産の2種類がある。
無リスク資産は、臨時の出費や不測の支出に備えるための現金や普通預金のことを言い、またの名を流動資産と呼ぶ。
リスク資産は、安全資産と呼ばれる、手堅く増やすための定期預金や債券投資と、収益資産と呼ばれる、リスクを取って大きく増やすための株式や投資信託への投資の2つがある。
資産を保有する際は、「90 - 年齢 = リスク資産割合」とすることをおすすめする。
なぜなら、年齢が上がるとともに無リスク資産を増やせる式であり、徐々にリスクを減らしながら資産運用を続けられる最適な目安となっているため。
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