【1分で読めるお金講座】vol.49 60代前半まで収益資産をゼロにしない
ファイナンシャル・カウンセリング・ルームを運営しているFPとさかです。
いわゆる人生の3大費用と呼ばれる「子供の教育費」「住宅ローンの返済」「老後の生活費」に不安を感じている方向けに、"1分で読めるお金講座"というお役立ちマネー情報を提供いたします。
本日は、「60代前半まで収益資産をゼロにしない」というテーマです。
平均寿命が男女ともに85歳から90歳でさらに延びていることを考えると、60歳は25年〜30年を生きる可能性があり、まだまだ若いと言えます。
60歳で得た退職金や遺産などのまとまった資金が減っては困る、と考えるのも自然なことですが、将来インフレになると、物価上昇率以上で運用をしなければ、手持ちの資産が目減りしてしまいます。
かつては、高齢になるほど運用期間が短くなっていくため、定年後の資産運用ではリスクを取らない方がいいと言われてきました。
しかし、現在では、平均寿命に合わせて資産寿命を延ばさなくてはいけなくなったので、定年後もある程度のリスクを取りながら運用を続ける必要があります。
それを踏まえると、60代前半まで収益資産をゼロにしないことをおすすめします。
まとめ
平均寿命が男女ともに延びているため、平均寿命に合わせて資産寿命を延ばさなくてはいけない。
そのためには、定年後もある程度のリスクを取りながら運用を続ける必要がある。
60代前半まで収益資産をゼロにしないことをおすすめする。
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インフレにより物価が上昇すると、手持ちの資産が目減りしてしまいます。そのため、60代でもリスクを減らしながら資産運用を続けることをおすすめします。
まとまった資金を運用に回す場合の注意点を書いています。