【1分で読めるお金講座】vol.53 投資信託より個別の株式で運用した方がいいの?
ファイナンシャル・カウンセリング・ルームを運営しているFPとさかです。
いわゆる人生の3大費用と呼ばれる「子供の教育費」「住宅ローンの返済」「老後の生活費」に不安を感じている方向けに、"1分で読めるお金講座"というお役立ちマネー情報を提供いたします。
本日は、「投資信託より個別の株式で運用した方がいいの?」というテーマです。
確かに銘柄選択が上手にできるのであれば、株式投資は有力な選択肢となります。
また、値上がり益だけでなく、配当金や株主優待など、投資信託にはない魅力があることも事実です。
しかし、企業の業績や株価、取り巻く環境は時とともに変わっていくため、単純に銘柄を選択肢て長期投資をすればいい、というわけではありません。
例えば、高成長が期待できる中小企業を選んだのであれば、期待どおりに株価が上昇したところで売却を検討したり、割安だから選んだのであれば、割高になりつつある時に売却を検討したり、といった銘柄選択の基準に沿って売却することも重要です。
もちろん投資信託よりもハイリスクハイリターンとなるため、株式資産が-50%となる時もあります。
そんな状況でもぐっすり眠れるくらいのリスク許容度がないと、個別の株式はおすすめできません。
また、自分で企業の業績や株価、取り巻く環境を調べるのがめんどくさい人にはおすすめしません。
1番やってはいけないのは、雑誌に載っている"これから伸びる株ランキング"を真に受けることです。
まとめ
確かに銘柄選択が上手にできるのであれば、株式投資は有力な選択肢となる。
しかし、リスク許容度が低かったり、対象企業について調べるのがめんどくさいと感じたりする人にはおすすめしない。
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資産運用として個別株は、強力な武器とすることもできますし、一方で、リスクの高い手法でもあります。
個別の株式は、投資信託よりもリスク性が高いため、自身のリスク許容度に応じて保有割合を考慮することが大切です。