【1分で読めるお金講座】vol.54 債券の運用はどうなの?
ファイナンシャル・カウンセリング・ルームを運営しているFPとさかです。
いわゆる人生の3大費用と呼ばれる「子供の教育費」「住宅ローンの返済」「老後の生活費」に不安を感じている方向けに、"1分で読めるお金講座"というお役立ちマネー情報を提供いたします。
本日は、「債券の運用はどうなの?」というテーマです。
債券の運用については、現状、選択肢が限られています。
結論からお伝えすると、国内債券では、マイナス金利の状況が続いているので、金利上昇に伴い受取利子が増える個人向け国債の『変動10』が唯一の選択肢と言えます。
国内債券のインデックス型投信の代わりに個人向け国債・10年を保有するのは1つの方法です。
一部、個人向け社債に高利回りのものもありますが、発行数が多くありません。
外国債券についても、世界的な低金利のため個別の債券に積極的に投資する理由は見つかりません。
債券投資が有利なのは金利が高いときなので、今はそのときではありません。
ただし、20%前後の株価下落は数年ごとに起きているので、値動きのクッション材とするために、株式を中心としたポートフォリオに先進国債券などを混ぜるのはいいでしょう。
まとめ
国内債券では、マイナス金利が続いているので、金利上昇に伴い受取利子が増える個人向け国債の『変動10』が唯一の選択肢と言える。
外国債券についても、世界的な低金利のため個別の債券に積極的に投資する理由は見つからない。
債券投資が有利なのは金利が高いときなので、今はそのときではない。
ただ、20%前後の株価下落は数年ごとに起きているので、値動きのクッション材とするために、株式を中心としたポートフォリオに先進国債券などを混ぜるのはおすすめ。
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