【1分で読めるお金講座】vol.65 キャッシュレス化に伴い金融リテラシーの向上が必要に
ファイナンシャル・カウンセリング・ルームを運営しているFPとさかです。
いわゆる人生の3大費用と呼ばれる「子供の教育費」「住宅ローンの返済」「老後の生活費」に不安を感じている方向けに、"1分で読めるお金講座"というお役立ちマネー情報を提供いたします。
本日は、「キャッシュレス化に伴い金融リテラシーの向上が必要に」というテーマです。
キャッシュレス化に伴い、ポイントや割引などの便益性が増し、支払い手続きのスピードも速まり、手続きも簡便になり、利用明細や履歴を照会できるなどで便利になるなど、大きなメリットが購入者は享受しています。
一方で、お金を使いすぎてしまう心配をするあまりに現金決済から抜け出せない人もいます。
そのような方は、現金決済の1万円とキャッシュレス決済の1万円の価値に違いを感じてしまう(実際は同じ1万円の価値)というメンタル・アカウンティングと呼ばれる状態にあります。
また、今まで現金決済で困らなかったので、現金決済を使い続ける(現状維持や保守性のバイアス)方や、現金を持っていると安心する(授かりバイアス)方が一定数います。
上記のような行動のバイアスは、金融教育で金融リテラシーを高めることにより軽減することができます。
今後、社会のキャッシュレス化は確実に進むので、今のうちに消費者が金融リテラシーを高め、自身の行動バイアスを制御することは重要になるでしょう。
まとめ
現金決済に困っていないからそのまま使い続ける(現状維持や保守性のバイアス)といった行動のバイアスは、金融教育で金融リテラシーを高めることにより軽減することができる。
今後、社会のキャッシュレス化は確実に進むので、今のうちに消費者が金融リテラシーを高め、自身の行動バイアスを制御することが重要になる。
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社会のキャッシュレス化がどんな早さで進んでいるかを知っておきましょう。
購入者側にとって、キャッシュレス決済のメリットはとても大きいと言えます。