【1分で読めるお金講座】vol.76 「保険は不要」を自分ごととして鵜呑みにするな
ファイナンシャル・カウンセリング・ルームを運営しているFPとさかです。
いわゆる人生の3大費用と呼ばれる「子供の教育費」「住宅ローンの返済」「老後の生活費」に不安を感じている方向けに、"1分で読めるお金講座"というお役立ちマネー情報を提供いたします。
本日は、「「保険は不要」を自分ごととして鵜呑みにするな」というテーマです。
20-30代サラリーマンの収入が伸び悩む中、家計の見直しで真っ先に手を付けられる項目には「保険」が挙げられます。
さらに、昨今では「保険は不要」と説く本やインフルエンサーが増えてきています。
しかし、それを自分のこととして鵜呑みにするのはとても危険なので、保険が必要か不要かを自分の頭で考えることが重要です。
確かに収入や貯蓄が少ない若い世代ほど、「保険は」不要を鵜呑みにする傾向があります。
一方で、年配の方は、長生きするリスクに備えて、医療や介護保障を増やしたり、相続対策の保険を検討したりと、生活に余裕がある人ほど、保険を積極的に活用することを考えています。
収入や資産格差の広がりにより、保険に対する意識や考え方も二極化しているのが最近の状況と捉えています。
まずは公的保障制度についてしっかりと理解することが大切です。わからない場合は、専門家であるFPに聞いてみましょう。
その上で、不足する金額や、預貯金だけでは備えられない部分を補うために役立つのが民間の保険となります。
「保険は不要」という言葉を鵜呑みにせず、自分の頭で考えて、本当に不要なのか、必要な保険は何かを判断するようにしましょう。
まとめ
「保険は不要」という言葉を自分のこととして鵜呑みにするのはとても危険なので、保険が必要か不要かを自分の頭で考えることが重要。
収入や資産格差の広がりにより、保険に対する意識や考え方も二極化しているのが最近の状況と捉えており、収入や貯蓄が少ない若者ほど「保険は不要」を鵜呑みにする傾向がある。
まずは公的保障制度についてしっかりと理解することが大切で、わからない場合は、専門家であるFPに聞くことをおすすめする。
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人によって必要なor不要な金融商品が異なるため、「保険は不要」を鵜呑みにすることはとても危険なのです。