【1分で読めるお金講座】vol.77 年金の支給開始年齢はまだ変わらないのでご注意を
ファイナンシャル・カウンセリング・ルームを運営しているFPとさかです。
いわゆる人生の3大費用と呼ばれる「子供の教育費」「住宅ローンの返済」「老後の生活費」に不安を感じている方向けに、"1分で読めるお金講座"というお役立ちマネー情報を提供いたします。
本日は、「年金の支給開始年齢はまだ変わらないのでご注意を」というテーマです。
2020年3月現在、年金の支給開始年齢は、以前と変わらず60歳のままです。
SNSやニュースで「年金の支給開始年齢が引き上げられる」というミスリードするような情報が流されていますが、全くの誤解ですのでご注意ください。
「年金の支給開始年齢を選択できる幅が拡がる」という表現が正しいです。
最新のニュースによると、2022年4月からのようです。
ただし、ここからは私個人の意見ですが、年金の支給開始年齢がずっと60歳のままであることはないでしょう。
将来的には、生命寿命の延びに合わせて、年金の支給開始年齢も引き上げられていくことが想定されます。
今は60歳から70歳が支給開始年齢の幅になりますが、将来は65歳から75歳になる可能性が大いにあります。
特に20-30歳くらいの若い世代は、そのことを念頭に置きながら、若いうちに資産形成をしていくことが大事です。
まとめ
2020年3月現在、年金の支給開始年齢は、以前と変わらず60歳のままですが、2022年4月から年金の支給開始年齢を選択できる幅が60歳から75歳へ拡がります。
ただし、ここからは私個人の意見ですが、年金の支給開始年齢がずっと60歳のままであることはなく、将来的には、生命寿命の延びに合わせて、年金の支給開始年齢も引き上げられていくことが想定される。
特に20-30歳くらいの若い世代は、そのことを念頭に置きながら、若いうちに資産形成をしていくことが大事。
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