教育費だけじゃない!実際にかかる子育て費用をまとめてみた
子供は親の言うことは聞かないが、親のする通りにするものです。
親の生き方こそ子供にとって最高の教材です。
ジョセフ・マーフィー
親が理想の生き方を率先垂範することが、子供にとって大事なのかもしれませんね。
今回は、そんな悩める子育ての費用について書いていきます。
子育てにかかる費用はいくらでしょうか
将来の子育て費用が、子ども1人あたりいくらぐらいかをご存じでしょうか?
この質問を受けた時、学校や塾・お稽古事にかかる、いわゆる教育費を子育て費用だと思っている方が実に多いのです。
しかし、実際にかかる子育て費用は、教育費だけではありません。
子育て費用は養育費と教育費の合算
子育て費用は、養育費と教育費の合算です。
養育費は、食費や衣服費など教育費以外で子どもを育てるためにかかる費用のことです。
教育費は、前述のとおり、学校や塾・お稽古事にかかる費用のことです。
子育てにかかる費用の総まとめ表を載せたので、いくらくらいかかるかを知りたい方は参考にしてください。
ここから先は、総まとめ表の中身を詳しく見ていきます。
出産から大学卒業までの22年間における養育費
出産から大学卒業までの22年間における養育費は、合計約1,640万円になります。
特に、食費とおこづかい額で1,100万円以上を占めています。
幼稚園から高校まで15年間の教育費
幼稚園から高校までの15年間の教育費は、公立よりも私立の方が高くなります。
特に、小学校を私立にすると、公立と比較して650万円以上も高くなります。
大学生の教育費
大学生の教育費は、国立よりも私立の方が高くなります。
ただし、2年制の私立短大であれば、4年制の国立よりも低いです。
下表にはありませんが、私立の医・歯系大学に6年間通った場合の教育費は2,965万円となっています。
(出所)AIU保険「AIUの現代子育て経済考2005」
子育ては意外とお金がかかる
子育て費用を教育費だけだと思っていた人は、想定以上にお金がかかることに驚かれたのではないでしょうか。
今の日本では、子育てに意外とお金がかかります。
「だから日本では子どもを育てづらいんだ!もっと育てやすい社会にしろ!」などと言うつもりは毛頭ありません。
将来子どもが欲しい人は、このくらいお金がかかることを見越して、貯蓄と投資をしなければいけない時代になったということを言いたいのです。
将来の子育ては、計画的に行うことがますます大切になってきます。
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