「会社というモンスターが僕たちを不幸にしているのかもしれない。」を読んで、健全な生き方について考えた話
「会社というモンスターが僕たちを不幸にしているのかもしれない。」
本の初めに書かれている言葉は、サイボウズ社長の青野さんが12月にTweetしたものです。
最近、日本の大企業でくすぶっている若者たちを見て思うことがある。君たちはね、就活に失敗したんだわ。時代についていけないサラリーマン社長が経営しているイケてない会社を選んじゃったんだわ。そして、くすぶり続けてるってことは、君たちも変化できない奴だってことになる。変わろう、動こう。
— 青野慶久 (@aono) 2017年12月19日
今の働き方が自分にとっての幸せややりたいことに必ずしもつながっていないのではないか、そんなことを改めて考えさせてくれたTweetでした。
サイボウズ社長青野さん(@aono )『会社というモンスターが僕たちを不幸にしているのかもしれない。』読了
— Tosaka Naoya@稼ぎ方改革推進/FP取得中 (@TosakaNaoya) 2018年3月18日
「私たちが会社への固定観念にいかに囚われているか」を気付かせてくれる
「ルールのためにやりたいことは我慢しなきゃいけない」はもう古い
やりたいことをやろう!動こう!変わろう!
会社というモンスターが、僕たちを不幸にしているのかもしれない。
- 作者: 青野慶久
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2018/03/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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健全な生き方について考えてみた
会社はお金と同じで資本主義が生み出した共同幻想。そこに縛られる必要なんてない。しかも、これからの世の中はやりたいことを追求すればお金を稼げる時代になる。やりたくないことはAIとロボットに任せればいい。会社の仕事がやりたくないなら、今すぐ出よう!やりたいことができる環境に行こう! https://t.co/8M8gvSspIw
— Tosaka Naoya@稼ぎ方改革推進/FP取得中 (@TosakaNaoya) 2018年4月10日
会社という営利団体は、いくつかの手続きをしてしまえば簡単に設立できてしまいます。
しかし、実体はないので、あくまで人が生み出した共同幻想に過ぎません。
その幻想に対して、自分の人生や健康、家族や親友との時間を奪われてまでコミットするのは健全ではないでしょう。
生きている個人がやりたいことをやることの方がより健全だと思います。
やりたいことが増えれば増えるほど、その掛け合わせがユニークさを増幅させる。ユニークさこそ、AIとロボットには真似ができないこと。これからの時代は、何者でもない自分だけのユニークさが武器になる。やりたいことの数だけ、よりユニークな存在として評価され、自分ならではの価値を発揮できる。 https://t.co/rpFYA3Q6cJ
— Tosaka Naoya@稼ぎ方改革推進/FP取得中 (@TosakaNaoya) 2018年4月10日
やりたいことをやっていると、様々な分野の知識やスキルが身についてきます。
その掛け合わせが自身のユニークさを増幅させていきます。
混じり合うことのない分野が、混じり合い掛け合わさるでイノベーションが生まれるため、自身がイノベーションを生み出せる人材になれます。
そう考えると、従業員にとって会社とは、ある1つの分野の知識やスキルを身につけるために、お金をもらいながら学べるところと考えることができます。
もちろん、会社の理念に共感し、本気で業務に取り組むことは大前提ですよ。
そうのような働き方も、今後はアタリマエとなっていくでしょう。
まとめ
会社のことを「◯◯さん」と呼んでも、実体があるわけではありません。
「◯◯さん」の中には、働いている生身の人間がたくさんいます。
「◯◯さん」のためにコミットするのは大切なことだと思いますが、自分にとっての幸せを阻害してまでコミットするのは健全ではありません。
自分にとっての幸せややりたいことを優先して生きる方がはるかに健全です。
この本を読んで改めて気付かされましたが、この考え方が世の中のアタリマエになると、生きている一人一人がもっと幸福になると思っています。
会社というモンスターが、僕たちを不幸にしているのかもしれない。
- 作者: 青野慶久
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他にも名著を読んだ感想を書いているので、よろしければお読みください。