車は"無駄な出費"なのか?問題は「車」そのものではなく「使用頻度」
高価な車を買う人々は
"新しい、心躍るもの"の仮面をかぶった
"古い、お馴染みのもの"を求めている。
ダニエルキイス アメリカの作家『タッチ』より
高価な車といえども、タイヤが4つついていて、ハンドルで運転することは今も昔も変わらないことであり、「古い、お馴染みのもの」であります。
実は、「新しく高価な車を買う」人は、車そのものではなく、心躍るワクワク感を求めているのかもしれませんね。
車は"無駄な出費"なのか?
私は、車そのものが"無駄な出費"だとは思いません。
しかし、使用する頻度が月に2回くらいで、ほぼ駐車場に置きっ放しの場合は"無駄な出費"と言わざるを得ません。
車を持っているだけで、駐車場代、車検代、ガソリン代、保険代など、出費はかさばります。
車は使う頻度によって”無駄な出費”かどうかが決まる。
— FP投資家とさか@稼ぎ方改革 (@FPtosaka) 2019年1月12日
公共交通機関で移動できる都心部では、車を使用する頻度が月に2回くらい。
その場合は”無駄な出費”になる。
一方で、生活に必要な足として車を持つ場合、週に2回~7回は使用する。
特に公共交通機関がない郊外や地方では、”必要な出費”になる。
もし使用頻度が少ないならば
もし使用頻度が少なく、かつ、車を売らなければいけない家計の状況であるならば、売ってしまいましょう。
もちろん車が趣味の方もいらっしゃるので、使用頻度が少ない場合でも、家計に余裕があるのであれば、売らなくてもよいと思います。
しかし、車を売らなければいけない苦しい家計の状況で、出費がかさばってしまう車を持つことはおすすめできません。
生活必需品の場合は"少し高い交通費"と割り切る
一方で、郊外や地方では公共交通機関がないため、車を持っていないと移動ができません。
その場合は"生活必需品"となり、食費と同等の"必要な出費"となります。
電車やバスなどの交通費がかからない分、車を交通費として計算することができます。
"少し高い交通費"と割り切って車を持ちましょう。
都会へ移動して車を使用する頻度が少なくなったら、車を売ることを検討することをおすすめいたします。
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ATM手数料は"無駄な出費"の代表格です。
上手に銀行を選択して、ATM手数料がかからないように工夫しましょう。