新しい元号になる前に消えてほしい昭和の亡霊たち
古き良き時代。
すべての時代は古くなると良くなるもの。
バイロン イギリスの詩人
人は歳を取ると「あの頃は良かった」と過去を美化しがちですよね。
「昔から人はそうしてきたんだなあ」と想像してみると、今の年配の方々が「私が若かった頃は〜」と言うのも人の性なのかもしれません。
しかし、時代が新しくなるごとにパラダイムは変わっていくもの。
新しい元号になる前に消えてほしい昭和の亡霊(古い考え方)には消えてほしいですね。
新しい元号になる前に消えてほしい昭和の亡霊たち
いよいよ2019年4月1日に新しい元号が発表されますね。
時代の移り変わりによってパラダイムも変わっていきます。
今回は、昭和では当たり前だった亡霊たち(考え方)をまとめてみました。
新しい元号になる前に消えていってほしいなという願いを込めて。
🆑新しい元号になる前に消えてほしい昭和の亡霊👻たち
— FP投資家リーマンとさか (@FPtosaka) February 26, 2019
・男性は仕事女性は家庭
・お金持ちは汚い貧乏は清い
・学歴が高ければ将来有望
・会社のために尽くせ
・上司の言うことは絶対
・終身雇用と年功序列
・根性と気合いなどの精神論
・結婚は幸せの象徴
・勝ち組と負け組
・年上の言うことは正しい
男性は仕事女性は家庭
1985年に男女雇用機会均等法が発表されて30年以上経ちますが、まだこの考え方を持っている人がいることに驚きです!
時代遅れもいいところですね。
お金持ちは汚い貧乏は清い
この考え方は、江戸時代の身分制度「士農工商」を幕府が浸透させるために、お金を稼ぐ商人を差別する目的で流布したと言われています。
400年前のことを今でも信じている人って、時代遅れとかではなくタイムスリップ感ありますよね。
学歴が高ければ将来有望
「学歴が高い」から無条件で「将来有望」なんて甘い考えは捨てた方がいいです。
たしかに「学歴の高さ」と「仕事の年収」は相関していることを証明した研究はありますが、個人差がありますし、個人事業をしている方でもっと稼いでいる方もいます。
会社のために尽くせ
こんなこと言う会社はブラック企業なのですぐに辞めて正解です。
上司の言うことは絶対
こんなこと言う会社もブラック企業なのですぐに辞めて正解です。
終身雇用と年功序列
会社にぶら下がる社員を増やすだけの制度です。
自分で稼ぐ力がなくなってしまうので、就職先にはおすすめできません。
根性と気合いなどの精神論
昭和的な考え方の代表格ですね。
根性や気合いでどうにかしようとする風潮が、こんなにも精神疾患者や自殺者を増やした要因の1つだと感じます。
結婚は幸せの象徴
「結婚することが幸せ」なんて幻想にもほどがありますよね。
「自分にとっての幸せとは何か?」を問うことなしに幸せを掴めることはないでしょう。
勝ち組と負け組
競争社会の縮図ですね。
ここで大事なのは、勝ち組だからといって幸せとは限らないということです。
そろそろ勝ち負けよりも大事なものがあることに人類は気づいてくるでしょう。
年上の言うことは正しい
これだけ変化の激しい時代に20年前の知識が通用するはずがありません。
5年前の知識はもう1昔前になるくらい、廃れるのが早くなりました。
以上、新しい元号になる前に消えてほしい昭和の亡霊たちでした。
消えずに残ったとしても、時代の波に取り残されていくだけでしょうけども。
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「お金の教育」はとても大事ですが、今の学校教育では一切学べません。
将来はお金を稼がなければ生きていけないのに、お金の稼ぎ方を教えない学校は無責任としか言えませんね。
「家を買って1人前」という価値観も昭和ですね。
こんな古い考え方に振り回される必要なんてありません。