FPが正しいお金の知識を広める価値はどんどん大きくなっている
金が貴いのは、それを正しく得ることが難しいからである。
さらに、正しく得たものを正しく使うことが難しいからである。
アンドリュー・カーネギー
「お金を正しく稼ぎ、正しく使う」というのが、"言うは易し行うは難し"ですね…。
どんなお金の稼ぎ方が正しくて、どんなお金の使い方が正しいのかなんてわかりませんし。
ただし、1つ言えることは、正しいお金の稼ぎ方と正しいお金の使い方に絶対的な正解はありませんが、妥当解はある、ということです。
FPが正しいお金の知識を広めていく価値はどんどん大きくなっている
そんな正しいお金の稼ぎ方と正しいお金の使い方をFP(ファイナンシャル・プランナー)が広めていく価値はどんどん大きくなっている、と言えます。
"社会保険料・税金の増額"、"会社員給料の減少"、"物価の上昇"という3重苦を経験する今の20代〜40代は、人生の3大費用である教育、住宅、老後の資金を自分で備えなければいけません。
正しいお金の知識を広めることで、お金の心配をする人が減り、未来に希望を持つ人が増えれば、日本は今よりも明るくなるかもしれません。
FPが正しいお金の知識を広める価値はどんどん大きくなってきていますね!
— FPとさか (@FPtosaka) October 28, 2019
資産運用をする必要のある層は、20代-40代。
教育、住宅、老後の資金を自分で備えなければいけないことがわかっている世代。
できる限り早くから始めることが大事なことをもっと広めていきましょう\\\\٩( 'ω' )و ////
銀行や証券会社が売上を上げるためにお金の知識を広めるとどうなるのか?
銀行や証券会社は、株主へ利益を還元するために、売上を上げなければいけません。
売上を上げるために、顧客にお金の知識を広める活動を行なっていますが、あくまで売上を上げるためなので、自社商品に誘導する目的でお金の知識を広めています。
会社がマーケティングをして自社商品への動線を設計するのは当たり前ではあるのですが、自社商品に誘導する目的でお金の知識を広めた場合、本当にそれが正しい知識なのかが途端に怪しくなります。
例えば、本当は顧客が"掛け捨て保険+投資信託積立"をした方が必要な保証を持ちながら効率的に資産運用できるのに、"貯蓄性保険"をお勧めするためにあえて"掛け捨て保険+投資信託積立"という選択肢を伝えない、などです。
上記のような状況は顧客にとって健全ではありません。
あえて言葉を悪くして言うならば、自社商品に誘導するために顧客を騙している、と言っても過言ではありません。
顧客のニーズを把握したら、最低でも該当し得るすべての選択肢を顧客に提示するのが誠意ある営業だと思います。
FPは顧客が正しくお金を扱うサポートをするために正しいお金の知識を広めていくべき
しかし、実際は銀行や証券会社は顧客への誠意よりも自社の売上を優先しがちです。
そのため、FPは、顧客が正しくお金を扱うサポートをするために、正しいお金の知識を広めていくべきです。
上の"掛け捨て保険+投資信託積立"の話で言えば、FPは"貯蓄性保険"のメリット・デメリットをしっかりと伝えた上で、"掛け捨て保険+投資信託積立"をお勧めするべきだと感じます。
※強制的にお金を貯めないと貯蓄が貯まらない人は"貯蓄性保険"をお勧めするべきですが、圧倒的少数と思います
このような状況なので、FPが正しいお金の知識を広める価値はどんどん大きくなっていると感じます。
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必要な支出を見極めて、収入の見通しを立てておきましょう。
実際に子育てにかかる費用を算出しています。
学校や通塾以外にかかる費用が意外と多く、驚かれる方が多いです。
老後に必要なお金は人それぞれ異なるので、ご参考程度に考えていただけますと幸いです。
子供を2人育てるのと住宅ローンを1つ契約するのにかかるお金は同じくらいだと言われています。