どうしても家を買いたい人は「子育てが終わってから」「中古物件を買う」ことをおすすめしたい
資産とは、あなたのポケットにお金を入れてくれるもののこと。
負債とは、あなたのポケットからお金を奪っていくもののこと。
ロバート・キヨサキ 『金持ち父さん貧乏父さん』より
住宅ローンで購入するマイホームは資産でしょうか?負債でしょうか?
金持ち父さんは。マイホームを資産ではなく負債と考えています。
なぜなら、毎月の利息返済・管理費、毎年の固定資産税といった支払いが発生し、あなたの財布からお金を奪っていくからです。
『金持ち父さん貧乏父さん』について知りたい方は、こちらの記事をお読みください。
どうしても家を買いたい人へ提示する2つの条件
おせっかいを承知で、どうしても家を買いたい人には2つの条件を守ってほしいと思っています。
子育てが終わってから
どうしても家を買いたい人は、引っ越しをする必要のない、子育てが終わってからにしましょう。
1人暮らしであれば1Rか1K、2人暮らしであれば1LDKか2DKに住めば、快適に生活できます。
子どもができたら3人、4人、5人で暮らすことになるので、2LDKか3LDKに住むことになります。
そして、子育てが終わり子どもが家を出ていったら、もとの2人暮らしになるので1LDKか2DKに住むことになります。
つまり、子どもといっしょに住む期間だけ広い家に住む必要があり、それ以前に家を買った場合、買った住宅から引っ越しをする必要があるのです。
一生住む家を決めるのであれば、子育てが終わってからでも遅くはありません。
中古物件を買う
新築物件は、買ったその瞬間に価値が20%下落してしまいます。
実は、不動産販売企業が利益を得るために傘増ししている部分なのです。
一方で、中古物件は、1年ごとに1%~2%くらいずつ価値が下落していきます。
新築物件は、購入したときに金銭的に損をする仕組みになっているのです。
どうしても家を買いたくなったら・・・
私は賃貸派なので、マイホームを購入することは基本的におすすめしません。
ただ、人間なのでどうしても家を買いたくなることはあると思います。
そのときは「子育てが終わってから」「中古物件を買う」という2つの条件を守ってほしいと思っています。
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