若者が結婚式にお金をかけなくなっているたった1つの理由
結婚は悲しみを半分に、喜びを2倍に、そして生活費を4倍にする。
イギリスのことわざ
結婚生活は、感情的な豊かさをもたらしてくれますが、経済的な負担を4倍にもすることを表したイギリスのことわざです。
結婚生活だけでなく、結婚式自体の費用もそれなりにかかるため、今は若者が結婚式にお金をかけなくなっています。
事実婚を選ぶ若いカップルが増えている
婚約から新婚旅行までを含めると、結婚費用に500万円ほどかかることがわかっています。(20代のうちに知っておきたい"人生の6大費用"より)
もちろん平均値なので、もっと高い人もいればもっと安い人もいます。
私の予測ですが、もっと安い人の方が数は多いでしょう。
婚約から新婚旅行までにかかる結婚費用は、全国平均で“470万円”。
— FPとさか@稼ぎ方改革 (@FPtosaka) 2018年7月9日
その中でも、挙式と披露宴にかかる金額は全国平均“360万円”で、総費用の77%を占めています。
会社の給与が低くなっている昨今、結婚の費用が高すぎるがゆえに、事実婚を選んでいる若いカップルが増えているのは仕方ないですね。
若者が結婚式にお金をかけないたった1つの理由
若者が結婚式にお金をかけない理由は、ずばり単純に"お金がないから"です。
20代のサラリーマンの方は痛感しているかと思いますが、社会人として働き始めてから1年間はお金がほぼ貯まりません。
なぜなら、会社の給料はバブルが崩壊してからほとんど変わっていないからです。
稼いだ安い給料がスーツ代や飲み会代に消えていくので、笑えてくるほどお金は貯まりません。
そんな20代のサラリーマン生活が3〜5年続いた結果、結婚する年代になってもお金が貯まらない人が多いのです。
昔は日本経済が成長していくにつれて、会社の給料もどんどん上がっていたので、結婚式や車、マイホームにお金を使っても家計はまわっていました。
しかし、日本経済が低成長となり、将来は人口減少により衰退してしまうことを考えると、同じようにお金を使っていては家計はまわらなくなってしまいます。
今の若者はそのことに薄々気づいているのかもしれません。
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