本多静六さんが残した「誰でもお金持ちになれる方法」が資産運用の王道である
真の成功には速成というものはない。
ただ徐々に確実に急がず休まずに進む以外に
名案良策はないのである。
本多静六
本多静六さんは、「公園の父」と呼ばれ、明治神宮など、日本の名だたる公園を開設・修正に携わった人物です。
資産家としても知られており、勤倹貯蓄を処世術とされていたことでも有名です。
本多静六さんの勤倹貯蓄とは
勤倹貯蓄とは、「貯金し、投資し、長期保有せよ」という3つのルールを守ることです。
この3つのルールを守ることができれば、誰でもお金持ちになれる、と言っています。
有名な投資家本多静六が残した致富奥義にはこう書かれています。
— FPとさかbot (@FPtosaka_bot) September 29, 2019
・第一に貯金
常に収入の4分の1を天引き貯金する
・第二に投資
いくらか貯まったところで投資に回す
・第三に長期保有
辛抱強く時節を待つ
この3ヶ条を守れれば、誰でもお金を増やすことができるのです。
では、この3つのルールを現代風に言い換えてみましょう。
まず生活防衛資金を貯める
「常に収入の4分の1を天引き貯金せよ」とまでは言いませんが、なるべく早く(目安は長くても1年くらい)に生活防衛資金を貯めることをおすすめします。
生活防衛資金は、何かあったときのために今の生活を防衛するための資金のことを指し、人によって家庭状況や不安の度合いが異なるため、金額が変わります。
例えば、私の場合は、自分が働けなくなっても妻が働いており、まだ子供がおらず、副業や投資で稼いでいけるだろうと楽観的なため、3ヶ月分の自分の生活費(家賃等を入れて60万円くらい)を生活防衛資金としています。
たぶん生活防衛資金として60万円はかなり低い金額ですが、投資により多くのお金を回したい自分の性分には合っていますね。
次に余剰資金を投資に回す
生活防衛資金を確保したら(すでに確保している人はここから)、次に生活防衛資金以外の余剰資金を投資に回していきます。
投資に回すと言っても、金融商品はいっぱいあるので、何にお金を投じるのかは自分で決める必要があります。
参考までに、私がお金を投じている金融商品だったり、そもそもの投資の考え方を書いた記事をご紹介します。
フォーカス投資について
フォーカス投資とは、株価が上がりそうな銘柄を分析から見極め、その銘柄にフォーカスしてお金を投じる、という投資法です。
難易度は高めなので、ある程度投資に慣れてきた方におすすめします。
インデックス投資について
インデックス投資とは、インデックス型の投資信託を定期的に積み立てる投資法のことです。
主につみたてNISAやiDeCoを利用して、税制面で優遇を受けながらインデックス投資をしている人が多い印象です
長期保有し、複利効果を享受する
フォーカス投資もインデックス投資も、長期保有し、複利効果を享受しましょう。
複利効果とは、投じた元本に利益が加わり、利益が加わった元本をもとにさらに利益が加わり・・・といった具合に、雪だるま式に利益が膨れ上がっていく効果のことです。
この複利効果の特徴は、保有する期間が長ければ長いほど効果が大きくなることです。
そのため、できる限り早く始めて、できる限り持ち続けることが重要になります。
以上、3つのルールをご紹介しましたが、これが資産運用の王道であり、「誰でもお金持ちになれる方法」だと確信しています。
ご参考になれば幸いです。
以下、関連記事です。
記事でご紹介したフォーカス投資はインデックス投資よりも運用利益率が優れています。
しかし、銘柄選定に時間と知識が必要になるため、投資中級者以上向けの投資法です。
初心者はインデックス投資をおすすめします。
インデックス投資は、預貯金ではありません。
資産額を大きく減らす時期もある可能性があるため、リスクをきちんと理解して始める必要があります。